[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「MUSIC VOX」ちう音楽番組で俺は喋っておる。音楽なんちぅもんにまったく触れてこなかったこの俺が、だ。
番組には毎回ミュージシャンの方がゲストで来て、そして、ライブをやられる。
それぞれライブは多くても3曲。でもでも、イイんだなぁ、これが。ライブハウスの音楽っていいんだなぁ、って素直に感じた。
なんだか、ジ~~~ンと来よるわけなんだ。思わず、うるっと来よるわけなんだ。柄にもなく。
何がいいのか?ってことを不粋だが考えてみたのだが、やっぱみなさんシンガーソングライターなのよね。
自分の経験を歌にしとるわけなのよね、たぶん。
自分ウィキペディアにメロディつけて、人前で歌っておられるわけなのよね。
大概、日記なんていうもんは他人に見せるもんじゃないでしょ?
でも、まるで日記な歌を堂々と歌われるみなさん。
歌うまではかなり葛藤あると思うんだなぁ。
自分が傷ついた失恋を歌に→メロディつける→ライブ→客、共感&涙
自分の傷が、流れ流れて、客の涙に。
このプロセスは、工場制手工業じゃ成り立ちませんぜ。
1曲1曲、職人のように気持ち入れて、エネルギー注がないと、成り立ちませんぜ。
この番組でパーソナリティをやっておられる斉藤麻里さん。
僕と同い年にはまるで見えないのだが、24歳。
先月、斉藤さんのアルバム「園」発売ライブに行ってきたのだが、切なさ78、な曲があるんですわ。
「明日映画を見に行こう」って曲。
いつも「見に行こう」って言ってた映画。見に行かずに別れた彼。タイトル「明日映画を見に行こう」
この過去・現在・未来の切なさ3点セットがこの曲には揃っておる。
この歌のような思いを抱いたことがおありなのだろう、斉藤さん。
ライブで聴いて、ウルッときちまいますよ、そりゃアチキだって、柄にもなく。
でもでも、切なさ3点セットだけでは、アチキもウルッとこないっすよ。
ライブハウスの雰囲気・お客さんの感じ・斉藤さんの声などなど
いろんなものが絡み合ったとき、ウルウルッとくるわけっすよ。
何より、斉藤さんはめちゃくちゃ可愛かった!!
あの可愛さが切なさ3点セットに絡み合ったから、俺はウルウルし、アルバム「園」を買おうと決めたのよ。
って、こんなことを書いていたら、斉藤さんを飲み屋に呼び出し、「どんだけライブがよかったか?」についてとうとうと喋りたくなってきてしまった。